エコキュートの取替・付替・故障は

エコキュート専門店とくとくショップ

0120-054-405

エコキュートコラム

エコキュートは日々のメンテナンスが重要!意外と見落とされがちな『配管洗浄』について

今回は、エコキュートの導入をご検討中の方が、ぜひ押さえておきたいエコキュートの運用上、必要になるメンテナンスについてご紹介していきたいと思います。

エコキュートは、電気でお湯を沸かす給湯システムで、家計にかかる給湯コストを大幅に削減できると近年人気になっています。日本国内で広く普及しているガス給湯器とエコキュートの違いは、ガス給湯器は必要な時に必要な分のお湯を作る瞬間式の給湯器に対し、エコキュートは貯湯タンクが一体となっており、一日に使用するお湯をまとめて沸かして貯めておく貯湯式の給湯器になっている点です。この2つの給湯器は、給湯方式が根本的に違うことから、使い勝手や日々の生活で必要になるメンテナンスが違ってくるのです。

特にエコキュートの場合、貯湯タンクと浴槽を繋ぐ配管をお湯が行き来することになりますので、何のお手入れもせずにいると配管内に汚れが蓄積してしまい、最悪の場合は使用者に健康被害をもたらせてしまう危険があるのです。そこ今回は、エコキュート利用者の方でも見落としがちな配管洗浄について、なぜ配管洗浄が必要なのか、またどのようにして行うのかということをご紹介します。

配管洗浄が必要な理由は?

エコキュートは、ヒートポンプユニットが採用されており、大気中の熱を効率よく利用することで、余計な燃料を燃やさずCO2排出量の削減にも貢献できる環境に優しい給湯器として有名で、現在エコキュートの導入を検討中の方も多いことでしょう。

しかし、今までガス給湯器を利用していた方がエコキュートに入れ替えをした場合、必要なメンテナンスがわからず正しく配管の洗浄ができていない…なんてことが多いのです。エコキュートは、その仕様上、小まめに配管洗浄を行わなければ配管内に汚れが蓄積してしまうのです。皆さんのイメージからすれば、配管内はただのお湯が行き来するだけなのに「なぜ汚れが蓄積するの?」と疑問に思ってしまう人も多いことでしょう。

これは、エコキュートの機能の中には追い炊き機能などもあり、お風呂のお湯を再度加熱するために配管に循環させる必要があるからです。人が入浴すれば、お風呂の中には湯垢や皮脂などの汚れが発生します。また、入浴剤を使えば、その成分がお湯の汚れを誘発してしまいさらに汚れてしまいます。そのような状態で追い炊き機能を使った場合には、追い炊き配管に浴槽の汚れたお湯が循環することになり、毎日のお風呂で徐々に汚れが蓄積するのです。さらに、暖かい配管内は雑菌が非常に繁殖しやすい状況にありますので、何のお手入れもしていない配管内は皆さんが考えている以上に汚れている…と考えなければいけません。

配管の汚れを放置するとどうなる?

どのようなご家庭でも、毎日お風呂に入るため、浴槽の掃除は小まめに行っていることだと思います。しかし、「配管洗浄は?」と聞くとほとんどの方が考えたこともない…という状況なのではないでしょうか。上述したように、お風呂にお湯を供給する配管というものは、徐々に汚れが蓄積してしまうもので、それを放置してしまうと汚れがお湯と一緒に供給され、最悪の場合利用者に健康被害をもたらせてしまう可能性があるのです。

例えば、エコキュートのお手入れを怠った場合の危険としてよく言われるのが「レジオネラ菌」というものです。配管内のお手入れを怠ってしまった場合、配管内でレジオネラ菌が増殖してしまう危険があるのです。このレジオネラ菌は、健康な人であれば特に危険が無いと言われているのですが、まだ小さなお子様や高齢者など、抵抗力が低い方にとっては健康被害を及ぼす非常に危険なものなのです。免疫力が低い状態でレジオネラ菌を吸い込んでしまうと、頭痛や咳、下痢や高熱などの症状が引き起こされ、最悪の場合は死に至るケースもあると言われているのです。

レジオネラ菌は、暖かく清潔でない場所を好む菌ですので、お手入れを怠っているエコキュートの配管はこの菌にとって非常に好ましい条件になってしまうのです。したがって、ご家族の安全を守るためには、雑菌が増殖しないよう、小まめに配管洗浄を行い、清潔な環境を保つ必要があるのです。

どのようにして配管洗浄を行えば良い?

ここまでの説明で、エコキュートを導入すれば、小まめにお手入れしてあげる必要があるということがわかっていただけたと思います。それでは、エコキュートの配管洗浄はどのようにして行えば良いのでしょうか?ここでは、エコキュート利用者が頭に入れておきたいお手入れを簡単にご紹介しておきます。

普段の生活の中で行いたいお手入れ

エコキュートの配管洗浄は、普段の生活の中で小まめに行いたい『日々のお手入れ』と半年に1回程度の頻度で行うべき『丁寧なお手入れ』に分けることができます。

普段の生活の中で行うお手入れに関しては、そこまで難しいものではなく、エコキュートに搭載されている機能を利用するだけです。エコキュートのリモコンには『洗浄ボタン』がついているのですが、浴槽のお湯を抜くときにこのボタンを押すだけで自動で配管洗浄を行ってくれるのです。お風呂の掃除を終わらせた後には、浴室内の水気を拭き取るなどして、浴室にカビが生えにくい環境を保つようにしている方は多いですが、この時に配管の洗浄も一緒に行っておけば、下で紹介する本格的な配管洗浄も楽になると思います。
こういった配管洗浄は、普段の生活の中で、できるだけ小まめに行っておくのがオススメですが、最低でも1カ月に1度は簡易的な洗浄を行うようにしましょう。なお、追い炊き機能を利用した時に、湯垢のような物や粒子状のゴミが出てきた場合、既に配管内が汚れている証拠ですので、最後に洗浄を行ってから1カ月経過していなくてもすぐに洗浄を行いましょう。

エコキュートの機種によっては、浴槽の栓を抜くだけで自動で配管洗浄を開始してくれる機種も存在しています。したがって、頻繁に配管洗浄を行う時間がない…忘れてしまいそう…などと言った方であれば、自動配管洗浄機能が搭載されたタイプがオススメです。

半年に1回程度の本格的なお手入れ

小まめにお手入れを行っていたとしても、配管内には頑固な汚れが付着してしまいます。したがって、半年に1回程度の頻度で薬剤を利用した本格的な配管洗浄が必要になるのです。

配管洗浄の手順はそこまで難しいものではないので、以下で簡単にご紹介しておきます。

配管洗浄の手順

  1. 浴槽に水を張って洗浄剤を溶かす。
    まずは、配管洗浄剤を選び、浴槽の水に溶かします。洗浄剤を溶かす水は、残り湯でも構いませんが入浴剤を利用した残り湯の場合、配管に悪影響を与える可能性があるため、配管洗浄を行うと決まった日には入浴剤の使用は控えて下さい。
  2. 洗浄水を配管に循環させる
    洗浄剤が溶けたら、追い炊きボタンを押して配管内に洗浄水を循環させます。
  3. 配管の洗浄を行う
    3分程度追い炊き運転を行えば配管内に洗浄水が循環しますので、10分程度その状態で置いてください。
  4. 洗浄水を捨てる
    10分程度時間を置いたら、浴槽内に残った水を捨てます。その後浴槽内を軽く洗ってください。
  5. 濯ぎ運転を行う
    漏水センサー付きの排水口(ドレン)を閉じてすすぎ運転を行います。濯ぎ運転を行うには給水が必要となるのですが、給水はエコキュートの自動運転で行うのではなく、シャワーで給水口の5cm上まで貯めてください。エコキュートの自動運転で給水を行うと、設定温度のお湯が供給されるため、次の手順で問題となるのです。
  6. 濯ぎのため、追い炊きを行う
    シャワーで水を貯めてから、3分程度追い炊き運転を行えば、配管内の洗浄成分が洗い流せます。自動運転でお湯を貯めてしまった場合、すぐに追い炊きが停止してしまい、濯ぎが不十分になる可能性があるのです。

本格的な配管洗浄は上記の手順で行ってください。洗浄剤を選ぶときの注意点は、酸やアルカリ、硫黄成分が含まれる洗浄剤を利用すると配管にダメージを与える可能性がある点です。取扱説明書などにメーカーが推奨する配管洗浄剤が記載されていますので、そちらを確認しておきましょう。基本的には、どのメーカーのエコキュートでも『ジャバ』は利用できると思います。

まとめ

今回は、エコキュートを導入した場合に必要になる配管洗浄についてご紹介してきました。エコキュートは、貯湯タンクにお湯を貯めておき、そこからお風呂やキッチンにお湯を供給するという仕組みの給湯器になっており、追い炊き機能を利用した時には、配管内に汚れたお湯が行き来することになるので、この記事でご紹介したような手お手入れが必要になるのです。

エコキュート利用者の方でも、配管は綺麗な水が通っているだけだから清掃の必要はない…と考えてしまう人がいるのですが、実はそのようなことはなく、意外と汚れが蓄積してしまうものなのです。特に、お湯が行き来するということで、暖かい環境が保たれてしまい、雑菌にとって非常に好ましい環境になってしまうと言う点は注意が必要でしょう。配管内の洗浄を怠ってしまい、清潔でない暖かい環境が作られると、健康被害のリスクがある雑菌まで繁殖してしまうことになるため、キレイになるために入るお風呂が家族にとって危険な場所になってしまうのです。

エコキュートの配管洗浄は、特に難しいものではないので、やり方を覚えて定期的に行うようにしてください。


コラム一覧